どら猫のブルース


窓の外は雨、柿の葉やモミジが、雨にうたれ、下を向いてうなだれておる。
先日、大阪南船場地下一階での弾き語りに足を運んでくれた皆さん、ありがとうございました。遠い街からや、感謝感謝です。
初めてのハコでしたが、緊張感とリラックスの狭間で自分の唄を歌うことができたと思います。「どら猫のブルース」は今後も弾き語りのレパートリーに入れていこうと思っている。
歌い終わり、しんと静まりかえる松屋町ストリートに出て缶ビールを二本飲んだ。肩車をする親子が夜道を歩いていて、子供がはしゃいでいた。
翌日から一人車で九州遠征に出るアニキ・ア・ゴーゴーさんと握手をして地下鉄に乗った。
帰り道にアコギがずっしりと重く感じるのは毎度のことで、肩にメリッと食い込んで痛い、玄関のドアを開けるとテンがナァ〜っと鳴いて迎えてくれる。
ベースラインから浮かんだ曲をぼんやり考えながら、お土産でもらった韓国海苔を肴に缶ビールを二本飲んでコトっと寝てしまった。
テンはヒーターの上で丸まっている。
明後日の20日はザ・サイクロンズと新宿red clothへ、その後も作曲作業とリハーサルで何日か千葉滞在の身、関東滞在中いつも世話になっているのがキーチ先輩の自宅で、よってキーチ先輩は滞在中オレの面倒をみなきゃいけなかったりと、プライベートを割いて、食事や風呂を沸かしたりと先輩は大変なのだ。
窓をあけると潮の香りがする部屋にはB級なオモチャがいたる所に飾ってある。
昔はよく勝手に箱から出して、キカイダーの腕とか外しちゃったりして勝手に人の名前つけて遊んでたっけ。
雌猫のハナコは元々人懐っこく、いつもピンク色の舌を出していて、アッアッと舌っ足らずに鳴いては体の上に乗っかってきたり、その辺でコロコロと転がったりしていて、おっとりと気の優しい雌猫。
キーチ先輩も一日の疲労や渇きを、ハナコのアッアッと鳴く声に潤いをもらっているのかも、
時に爪を立てたり噛みついてきたりだけど夜同じ布団に入ると暖かい、
未来の約束はないけど絶望もしない、
自由で勝手だけど価値観を共有しないし強要もしない、
言葉を使うよりも、ふわっと浮かび上がる感情があるだけで、それが愛おしいってことなのかは分からないけど、
そんな関係。
新宿red clothで会いましょう。
燃えてくるぜ、
メラメラ
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モミジくぐって


先日の磔磔へ足を運んでいただいた皆さんありがとうございました。
初のワンステージフルのタム&ユダでしたが、普段からよく二人でギター持って歌ったりしていて、それをもっと突き詰めた感じにでプレイできたと思います。
一年振りにサムライデリカテッセンのsweet soulを歌いました。タムさんの「旅の空から」の内容は自然に自分とリンクするから、熱が入る。
また次回もあるらしいので、皆さんヨロシクです。
だいぶ冷えてきたけど、寒さが増せば木々達はもっと色鮮やかになるんだろうな。
でも、この紅葉寸前って感じも、静かに耐えてるみたいで、悪くないです。
今朝も真っ赤なモミジの下をくぐり抜けてきました。
電車に乗って大阪南船場の地下一階って店で弾き語りです。
sweet soulついでにサムライデリカテッセンのナンバーを一曲リストに入れてガッタンゴットンと揺れてます。
京阪の快速が好きで、今にも眠ってしまいそうだ。
ユダは19:20の出演予定です。
ヨロシク♪
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景色は変わる




紅葉はまだかなと、南側の窓をガラッと開けてみたら大家さんちのモミジが真っ赤に燃えていた。
深い赤がホントに綺麗で、なんだかドキッとしたな。
と、テンとともに深まっていく秋を感じていますが、先週の千葉LOOKでのライブを終えて、京都への移動中あたりから少し体調を崩し、オマケに怠け者の血が手伝い、ここ数日は我がアジトで死んだフリをしてゴロゴロニャア〜とブログもサボってしまった次第です…。
しかし15ガレージでは鹿島や銚子のトッポイ皆さんに大変お世話になった。思い返せば約四年前にサムライデリカテッセンで出演した銚子音楽祭が始まりだった。当時はシナロケと共演できる喜びでいっぱいだったが、今現在、とても重要な付き合いをさせてもらっている方達がいる。それもこれもあの銚子音楽祭がきっかけだ。
鹿島の翌日から2日間のオフと、贅沢なオレは久しぶりにモノレールに揺られ、リョウスケとストーンズ好きなママが営む居酒屋で日本酒を入れた。
キーチ先輩にわがままを言い、翌日はクマさん邸に行き、バーベキューをしながら無理のない程よい会話で昼間からのんびりと過ごさせてもらった。
まったく一歩外へ出れば人の力を借りてばかりだ。
千葉LOOK20周年のイベント四日目に出演したユダ倶楽部。
シオンさんは無数に傷跡を残す狼のように見えたのが正直な感想で、道無き道を歩いてきたような。
ブンさんのギタープレイには痺れたね。歌い手に寄り添うばかりでなく、個としてのサウンドとリズムが歌い手との相乗効果となって、曲ごとに違う景色を映し出す。演奏と言うより、その作業に刺激を受けました。
キーチ先輩がLOOKに出演するようになって17年、オレやタイチが13年くらい、まったく何度立ったかわからないステージだが、ここ一年くらい、LOOKの中で見える景色が自分の中で変化したような。
そんな気がするのだ。
それは毎度足を運んでくれる皆さんかもしれない…いやいや、おべっかじゃないけど、それはデカいな。
また、LOOKにプレイしに行くってことが、以前とは多少違う意味合いをもつのも事実。
場所は変わらずとも、歩いていれば自然と景色も変わるもんだと、キーチ先輩とタイチを巻き込んで約1年経つユダ倶楽部は、LOOKに別れを告げ、京都へ向け、だし巻きタマゴモービルを走らせた。
磔磔にてTHE SIX BULLETSとの2マン、移動中に少し体調を崩してしまったけど、大好きなハコでの2デイズで、生音とハコ鳴りの、あの瞬間にハコの持つ偉大さを感じてしまうな。
セッションに呼んでくれたマモル率いるSIXBULLETSに、集まった皆さんに感謝を。
翌日、キーチ先輩とタイチは午前中に千葉へ帰っていった。
引っ越してから、不便なこともあるが、すぐ腰が抜けてしまうオレとは違って、まったくタフな2人だ。
ユダ倶楽部も動き出して約1年、音源を出せてないのが残念だが、毎度足を運んでくれる皆さんは勿論、だいぶオリジナル曲を覚えてもらった気がする。
現在ユダ倶楽部は、新たにアップテンポなナンバーを作曲作業中で、早く皆さんに届けたいと思っている。
モミジを眺めボケッとしてると、ザ・サイクロンズのホリウチ先生が北海道遠征のお土産、ビッグなほっけを持って遊びに来てくれた。
その後九州遠征帰りのタムさんも加わり、ホリウチ先生のトークで、我がアジトは爆笑の渦となった。
ザ・サイクロンズとユダ倶楽部は今月20日に新宿redclothでライブするので、関東の皆さんヨロシクです。
明日12日は磔磔にて秋のパンダ祭りにタム&ユダのユニットで出演します。
2人でワンステージを演るのは初めてだけど、
昨夜、雨の中スタジオに入った感じでは、あの曲やこんな曲、セットリストから溢れでる量の曲が揃い、今からステージが楽しみです。
テン君は母M子から送られてきた栗を転がしハシャいでいたが、今は疲れて眠っています。
明日磔磔で会いましょう。
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15人の男達
の手によって作られた鹿島15ガレージに到着。
鹿島や調子方面から不良な兄ちゃん達が集まってるせ、今宵もユダ倶楽部は一塊になって突っ込んでいく次第だよ。
そういえば昨日の朝アパートを出たら、ガヤガヤと何人もの人間が二つ隣の部屋でナニやら作業している。
階段を降りるとモニターと睨めっこをしてる男達が、
どうやら船越英一郎主演のサスペンスドラマの撮影をしていたみたいです…
誘拐犯が我がアパートに住んでいたみたいです。
「22年前の…お前が犯人だったのか〜!」
船越英一郎氏、声でかいっす…。
なんだか京都だなぁ〜…。
鹿島や調子方面から不良な兄ちゃん達が集まってるせ、今宵もユダ倶楽部は一塊になって突っ込んでいく次第だよ。
そういえば昨日の朝アパートを出たら、ガヤガヤと何人もの人間が二つ隣の部屋でナニやら作業している。
階段を降りるとモニターと睨めっこをしてる男達が、
どうやら船越英一郎主演のサスペンスドラマの撮影をしていたみたいです…
誘拐犯が我がアパートに住んでいたみたいです。
「22年前の…お前が犯人だったのか〜!」
船越英一郎氏、声でかいっす…。
なんだか京都だなぁ〜…。
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テンとオイラの京都シティ・ブギ #10散歩道




12時間ぐっすり眠り続けたオフ日、ぴったり正午に目覚め寝床から這い出ると、晴天の太陽光が部屋を満たしていて、しばらくベランダの前でテンと一緒にボケ〜としていた。
ベランダの前に生っている柿の実もだいぶ柿色に近づいて、黄緑色の可愛い小鳥が枝にとまり、しばらくするとまた何処かへ飛んでいく、テンは毎日小鳥たちが来るのを待っているのかもしれない、高枝切りバサミが無いので柿はとれない。
セッションやユニットでの課題曲が数曲たまっていたので、紙とペンとアコギを抱えて何時間かラジカセの前で過ごす。
自身の作曲作業とは違って、歌い手によってキーが設定されているから、チューニングを変えたりフレーズを考えたりして、どう色を添えられるか試行錯誤してみる。
まぁ、こんな作業が結構好きなんだけど、実際は相手と音を出しての話しだが、感性だけで現場に立つのはなんか失礼な感じがするんだよな。と言うか面白くないな。感性ってのも引き出しあってのことだし、何より歌い手がいてのサウンドだから…
おっといらぬことを語ってるな…。
ただベストサウンドを探す作業をしていると、ギターひとつとっても常に発見があるし、それは自身の楽曲にプラス要素を与えてくれると同時に先人達の残した魂みたいなのに触れられる瞬間でもあるのだな。
アコギをスタンドに戻す頃、テンは丸くなって寝ていた。
南側の窓から差す光でできた日だまりで眠るのが、秋から日課になっている。
陽が沈む前にチャリに乗って南禅寺へ独り散歩。
日本三大門の一つという三門に登ると、夕陽は今にも山の向こうへ沈む寸前で、木々達は今か今かと自身の色を鮮やかに飾ろうと衣替えの準備をしている。夕陽が差す強烈なオレンジ色で、紅葉でなくても十分に色鮮やかだった。
ただただ静かで、京都もワルくないなと思った瞬間だった。
因みに、一般的には山門と書かれるが、正しくは三門と書くらしい。
タムさんとのユニットの打ち合わせがあるのに、時間を持て余して思わず提灯に足が向いてしまった。
近所にみつけた自分好みの居酒屋はL字のカウンターだけの狭い店だが、初めて暖簾をくぐった時は「これだよこれ」と嬉しいやらほっとするやらで、随分飲んじまったね。
何しろ飲み屋はこの町に来てからの課題だったからね。
ひとっ風呂浴びてちょいと出れる、
そんな店があるだけで暮らしも変わるもんだからさ。
関西風のおでんも甘味があって美味しいしね。
今日知ったのだけど、テン君を数字で書くと10、アルファベットでTen、これにAをつけるとA Ten、完全なるといった意味になるらしい、ん〜さすが!と思って黒角を流し込んでうんうんと頷いてはみたが、
はなっからテン君は黒いネコだし、オレが億万長者になろうが野垂れ死のうが、ましてや世界中がテン君を愛しても、憎んだとしてもテン君はあくびを一発かまして居眠りこいて好きな所へ行くんだろう。
だから比べるモノがない
いや、オレも
いやキミもだ
完全も不完全もにゃい
明日は一日バスに揺られるだけだ。
おやすみベイビー♪
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