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DATE: 2007/05/23(水)   CATEGORY: 未分類
夏からの贈り物
20070523214510
千葉ルックから毎年恒例、稲毛海岸での野外イベントの話がくると、
「またやってくるのか、夏が…夏が…な…つ…が」
とグツグツする。
年間を通して自分にグラフをつけたら、
夏の間はかなり激しく上下するだろう。
決して夏が嫌いなんじゃなくて、むしろ好きだ。
ただ、夏は俺にとって極端に辛いことや、ハッピーな事を連れて来てはバランスを失わせる、
ちょいとやっかいな季節なんだよ。

「んなのアンタが悪いんじゃろが」
と言う声も聞こえて来そうだが、
まぁまぁ…

アルバムレコーディングを控えた2年前の8月、
1日が24時間じゃ足りず、
毎日朝が来るのを恨む日々。
まぁ色々とヘヴィなことがあり、誤解を覚悟で言うならば、
ちょいと心身共にギリギリだったな…
ゾンビみたいだったよ。
全部自分で招いた結果なんだけど。

昼間を何とかやり過ごして、
夜は友人の家か行きつけの店へ逃げるように飲みに行く
「こんなんじゃ駄目だ…」
と、言い聞かせるのだが、
貧弱な精神は逃げようとしてばかり、
ある晩、酔っぱらった帰り道
近所を歩いていると、
道端で黒猫の家族が遊んでいる、
親猫が二匹に子猫が四匹、
しばらく眺めて帰ろうと思ったが、
コンビニに行って猫の缶詰と水を買って
元の場所へ、
餌を置くと、全員よってきて元気に食べている。
子猫達は兄弟同士でアジトである駐車場を走り回りじゃれあっている。

それからと言うもの夜中、
彼等に餌をもって会いに行くのが日課になった。(そう言えば現C&Cのキーチ君はバッグの中にいつも猫の缶詰を入れてたな)
「こんな俺でも、この猫達にとっちゃ少しは役に立ってるだろう」
と、大変に身勝手な思い込みがあっての行動だったと思う。

ほぼ自主製作のアルバム作りは、やることが山ほどある、
レコーディングを目の前に
問題は山積み、
曲、詞の構成、様々なトラブル、完全にバランスを失っていた。
そんな状態じゃバンドだって決して良い状態とは言えず。
レコーディング前なのに、かなり煮詰まっていた。

夜中、彼等に会いに行くのが唯一、人間らしい行動のように思い込んでいたと思う。

ある晩、またもヘロヘロに酔っぱらって、
真夜中に会いに行くと
子猫のうちの一匹が車にひかれ死んでいた。
親や兄弟達がまわりを囲んでいた。

道路の真ん中じゃ、あんまりだと思い、駐車場の隅の方へ運び、
手を合わせた。
親や兄弟達が少し離れた所で見ていた。

悲しいより、とても悔しかった。

翌日も夜に餌をもって会いに行くと、親が一匹いない、
「どこに行ったんだろ?」
と思いながら、
家に帰ると、
玄関の前に親猫が立っていた。家は凄く古いマンションの二階なんだが、
猫を見たのは初めてだった
俺の顔を見て「ニャァ~」とないて、階段をかけ下り
道路を飛び越え、家族がいる方へ走っていった。

自分で言うのも何だけど
胃に穴が空く前に
別の部分に穴が空いて、飲んだ酒も、そこからボタボタと溢れ落ちているようで、
ユーモアのカケラさえ残りの一滴といった所だった。

日に日に彼らの存在が自分の中で、でかくなっていく。
「またひかれてしまったらどうしよう…」
と不安だった。

ある日彼らのアジトでもある駐車場の前にある居酒屋へ行き、
ウーロンハイを二杯飲んで決めた。

居酒屋を出て駐車場に行き、
車の下に隠れている真っ黒な子猫を掴み、
抱きかかえ家に連れて帰った。

その夜からテンとの生活が始まった。
日に日に距離が近付いていき、
一緒の布団で寝る頃には、
空いた穴も少しづつ塞がれていった。
手付かずだった曲や詞を構成しなおし、
メンバーは大変だったと思うが、
11曲を録り終える事ができた。
感謝の意味も含めて
歌詞カードにテンのイラストを入れた。

今月で無事、二歳を迎えたテン君は毎日をマイペースに生きている。

ん~なんだっけ?
夏だよ夏、また来るよ、俺を惑わす太陽が、
終りには何を残してくれるやら。
まぁ「さよならだけが人生さ」ってわけでもないね。

テン君、
君に歌を送ろうと思うんだけど、
なかなか良いのが出来ないんだよね。
まぁ気長に待ってくれよ。

明日は久しぶりの千葉ルックだ、ダンスしようぜ♪
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