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DATE: 2006/01/19(木)   CATEGORY: 未分類
母ちゃんVSゾンビ
先日、久しぶりに母ちゃんと食事に行くことに、
千葉駅前で待ち合わせていたんだけど、
人混みの中、紫だかピンクだかの派手な上着を着て立ってるもんだから、かなり遠くからでも母ちゃんを発見できた…。

焼肉屋に入ってレモンサワーを飲む母(マサ子58仮名)、
兎に角よく喋る、
まぁ記憶が曖昧な、まだ幼少の時の思い出話などは
なかなか聞いてて楽しいもんである。
ただその中で「それはやばいだろ!」な話があった。

今から約30年以上前、因みに俺はまだ生まれてない、
その日の昼間20代後半のマサ子は、ママチャリをこいで仲のいい
友人の家へ向かっていた。
道中には歩行者や自転車専用の小さなトンネルが三つ続く道がある、何番目かのトンネルの入口に近づいた時、
向こう側の出口にTシャツにミニスカートの女が一人立っている、その時マサ子は何故か嫌な気分だったらしい、
でもそのままママチャリとマサ子はスーとトンネルに入っていく、その時全身の毛が逆立つほどの寒気を感じたらしい。
後悔してももう遅い、短いトンネル、出口に立つ女は目の前。

そして出口を出る時、女の横を通り過ぎる時マサ子は女の「顔」を見てしまう。
「どうだった?」と俺
「腐ってたわ」と母ちゃん。

逃げなきゃと思ったときもう一度振り返ると女はまだそこに立っている。普段はチャリを押して上る坂もその時は
必死でこいで何とか無事に友人の家に着いたらしい。
それから何年かはあの女の「顔」が夢にまで出てきて
随分悩まされたみたい。
母ちゃんが言うには「死体を一度土葬して、
しばらくたってから掘り起こした感じの顔」と言っていた。
「それゾンビじゃん!」と俺
「そうゾンビだね」ってオイッ!肉食えるかっ!

でもそのトンネルは今でもある、俺そのトンネルにスプレーで
落書きしてしまった事がある…。
でも俺が怖いと思ったのはそれが「真昼」の出来事って事。
そして昔そこは墓地だったんだって。

実は小3位の時にこの話は母ちゃんに聞いた事が
あってその時は完全に怖いモードに入ってしまった。
一度怖いモードに入ると何日も怖い、トイレに行く時、
風呂に入る時、寝る時、
見えない敵と闘い続けなければいけない。

当時尊敬する人№1が大山倍達 だった俺は
極真でも少林寺でもない拳法の道場に通っていた。
近所のコンビニに集合して近所のオバちゃんが送り迎えを
してくれていた。
ただ家からコンビニまで100m程の道が夜になると真っ暗で
廃屋寸前の空き家は200%あなたの知らない世界。
母ちゃんからはゾンビ話を聞いていた俺は
バリバリの怖いモード、でも行かなきゃいけない
俺は道着を握り締めてギュッと目を閉じ猛ダッシュした。
もうあの空き家を越えたかなと思った刹那、
停車中の車に激突、運転席から男の人が凄い勢いで出てきて
「何やってんだオラァー!」
俺は小さな声で「す、すみません」と言い、
膝に痛みを感じながら元来た道を小走りで逃げ帰宅。
車が停まっていた所はちょうどあの空き家の前、
怖いって言うより、超イテーよ。

母ちゃんが話の最後に言っていた。
「でもあのお化け見た時より、
リング見た時のほうが怖かったわ」
マサ子、長生きして下さい…。
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