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DATE: 2007/11/12(月)   CATEGORY: 未分類
The VOICE
20071112221909
11月11日(日)
曇り空、電車に乗り上野へ

上野公園、絵描き、カップル、家族連れ、大道芸人、外人、ホームレス、ホームレスが飼っているのか、首輪をつけた半野良猫達、
本格的な冬は目の前、ホームレスや野良猫には厳しい季節がやってくる。

上野公園に来るときはいつも曇りのような気がする、ぴーかんに晴れてるって記憶がない。
まぁ少しどんよりしている位が穏やかで幸せな感じがするし、この公園には似合っているような気がする。

「私一人でも結構平気でどこでも行くけど動物園だけはやめた方がいいわ」
と、隣を歩いているのは久しぶりに会う母M子、「絶対にやめた方がいいわ!凄く寂しくなるよ」
確かにライオンやパンダの檻の前、一人立ち尽くすオバサンはちょいと複雑で寂しい感じがしないわけでもない。
猿山なんか行ったらどっちが見られてるのか分からない、赤いケツを向けてバカにされるだけだね。

せっかく来たので何か見んべぇとムンク展へ、
俺は芸術とかよくわからないし画家だってあまり知らないけど、ここ最近はたまたま広告を見て気になったりしたのは見に行ったりしている。
ムンクって?あ~ムンクの叫びねぇ位のノリですよ。

「THE VOICE」ムンクが恋をした人妻の絵、何時間でも見ていたいと思った。
なんかギュッと掴まれた感じ、けして股間ではない、深い所をギュッと。ん~そんな瞳で見つめないでくれ崩れ落ちそうだぜ…
この一枚(人妻)を見れただけでもよかったよかった。

喉の乾きをやたらと訴えるM子と喫茶店へ入った。
M子はO脚だ、俺もO脚だ、M子の方がかなりO脚だ。「俺O脚治してぇなぁ~」半分本気半分どうでもいい気持ちで言った。
「私なんか若い時マリーネ・デイトリッヒって呼ばれてたのよ」
マリーネ・デイトリッヒ、自分の脚に多額の保険をかけたハリウッドスター。
「何がマリーネ・デイトリッヒだ!ピグモンじゃねぇかよ」
と言ってやりたかったが面倒なのでやめといた。
美術館で購入した「人妻」の絵葉書を眺めながらコーヒーを飲んだ。
人は年とともに老い形を変えてしまうけどムンクの描いたこの美しい人妻は100年、1000年経っても変わらず美しいままだろう。
ムンクさんの気持ち分かるなぁ~こんな女性に愛されたら、たとえ世界中を敵にまわしても最後まで闘えるだろう。
また人妻と言うのが余計に魅力的だ、住まいは市営団地か?
…いやいや失礼。
つうかムンクはこの美しい人妻を町でみかけただけかもしれないしな…
「私ってO脚かしら?」
M子は自身のO脚に気付いてなかった。おめでとう。

人で賑わうアメ横を抜けて駅へ向かった。

「それじゃあ」とM子は京成駅方面へ歩いていった。
少し身長が縮みコートの下からO脚を出したマリーネ・デイトリッヒが人混みへ、なかなか愛嬌があっていいじゃないか
俺の手にはお土産に渡されたカツサンドが、

家に帰りカツサンドを食べ、ブラックニッカのロックを飲み、絵葉書の中の人妻を眺め、ニールヤングを聴いて寝た。

追伸、M子、昔俺の名前タケアキを間違えて、タコヤキ!と人混みのデパートで呼んだことは許すよ。
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