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DATE: 2008/07/01(火)   CATEGORY: 未分類
週末、ほどける
20080701210837
土曜の夜はThe Shoutsのvoリョウスケと男二人、お互い、風呂上がりに待ち合わせし、
途中、近所で産まれた三毛の子猫を抱いたりして、
「かわいいねぇ~」なんて言って、
どうやら親猫は、我が家の黒猫テン君の母親みたいで、全身黒だが、目の上に金色のメッシュが入っており、小柄な体のわりにはドスのきいた顔をしていて、半野良猫でも、毎年たくましく子を産むのも納得できるほど、ストリートが似合うワイルドキャット。

同じ町に、線路を挟んで住む、リョウスケと呑むときのコースは決まっていて、まず我が家のある東側で呑んでから、
リョウスケの住む西側に移動するという流れがスタンダードなわけで、
この夜もいつもの通り東側で焼酎を一本空けて、
俺達は、結構真面目に音楽やバンドの話しとかしてたんだよなー。
階段のぼって西側にあるいつもの店に入って、
以外と客が多かったから、カウンターではなく一番こじんまりとしたテーブルで、
また真面目に音楽やバンドの話をしてたんだよな。

なかなか会話もグルーヴしていて、そういう時ってお互いピンとくるものがあるから、
俺、あ、今からなんかいい話始まるな、ドラムのキックとベースが絶妙に絡んで、ギターをカッティングする瞬間のように、
ピンときた時

カウンターで呑んでいた男が椅子ごと後ろへ倒れた…
と言うより、同じカウンターで呑んでいた男に倒されたみたいで、
俺は何も考えず、ぼけぇ~と、倒れた男の何が起きたか理解できないといった表情に見入っていた。、リョウスケは何か言葉を発しようとして人指し指を天井に向けたままのポーズで固まっていた。

「お前なになにちゃんにさっきから何言ってんだよ!」
と倒した男が、
二人の間には、いかにも飲み屋の姉ちゃん、まぁ姉ちゃんと言うほど若くない女がいて、

俺達はしばらく静止したまま無言で眺めてたんだけど、昭和の香りがプンプン漂うおっちゃん二人が狭い店内でグズグズにもつれあうもんだから、
俺の呑んでいた黒角の亀甲グラスは無惨に破壊され、

しょうがないから二人とも表へツマミだし背負い投げでバシバシ叩きつけてやった。
と言いたいとこだが、そんな事もなく、我にかえり、俺達は無言で二人を引き剥がし、その間も女は、困ったような、かと言ってそれほど困っていないような、「もうアンタたちったら~」とまんざらでもないといった感じで、二人を止めるわけでもなく、ただニヤついているように、俺には見えた。
あとは百戦錬磨のマスターの手により、怪我をすることもなく収まり、女一人と男二人は店を出ていった。

他の客もいなくなり、俺達は「まぁまぁ」と呑み直しはじめたけど、
さっきまでのグルーヴはどこへやら、リョウスケはライド オン、俺も少々ろれつが回らなくなって、
まったくグズグズの酔っ払いへと堕ちていったのである。マスターは、先の男二人はとても仲がよく、あんな風になるのは初めて見たよ。と言っていた。

夕方みたいだなと思ったら、それは朝で、
店前が蒼白いから俺達はふらふら~と外へ出て、
そのまま駅前で別れた。

俺が東側へ階段をのぼり始めた時、リョウスケが何か言ってたけど、まったく聞き取れなかった。

週末の夜、何も生み出さなかったオリ達。でも別れ際に、お互い笑っていたような気がするから、何かは、ほどけたような、

気がする。

夜毎世界で起きている、様々ないざこざやトラブルの後ろには、まんざらでもなくニヤけた女の顔が無数に存在るのかもしれない、そんなに美人でもないのに、まぁ世界平和は程遠い、
あ~恐ろしや恐ろしや

翌日二日酔いの頭で、あの瞬間、俺達が話そうとしてた事はなんだったっけ?
と、3回くらい思い出そうとしたけど、その尻尾も掴めなかった。

夜、台所で唄ってはみたけれど。

写真は偶然に遭遇した野良猫さん、シャープだね♪
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