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DATE: 2008/07/09(水)   CATEGORY: 未分類
祭のあと
20080709215630
日曜日、電車に乗って、生まれ育った町へ行くと、
毎年7月に三日間行われる祇園祭の最終日ということもあって、町は賑やかだった。

10台の山車を、町内それぞれの若者衆や子供達が、三日間町中を引き回す。最終日に行われる本堂前での総踊りは、なかなか見応えがあり、その年の若者頭達の晴れ舞台でもある。

祭と言えば近隣の町からもヤンチャな方達が集まってくるもので、
あれはまだ中学生の時かな…

地下足袋にはっぴ姿の俺達は何人かで境内を本堂へ向かって歩いていた。

ちょうど先頭を歩いていた俺が、本堂脇へ降りる階段を歩いていると、

階段の下には15、6人のカラフルなヤンチャな方達が、
その中の何人かが俺に向かって何か言っているようで、ザワザワっとその集団がこっちに向かって動きだした。
やべぇな…
と思い、後ろにいるはずの仲間達に振り返る、
俺の目に映ったのは、
今来た方向へ猛ダッシュで逃げる、はっぴ姿の男達。
背中の「睦」の染字が遠く離れて行く。

もう一度、階段の下へ振り向くと、ヤンチャな方達が階段を勢いよく駆け上がってくるじゃないか、

闘おうなんて0.1秒も考えず、あわてて俺も回れ右、一足遅れで猛ダッシュした。

寺の敷地内には大きな池があり、飛び石をピョンピョンと跳ねて、皆逃げて行くのだが、
最後尾を走る俺の前を、小学生の頃から恵まれた肥満体系をもつY田が息を切らして走っていて、
こいつがもうメチャクチャに遅い!
追い越すにも、一歩踏み外せば、お池にドポン、後ろからは「逃げんじゃねぇぞ!オラァ~!」
と、俺が何かしたか?と思うが、止まる訳にはいかないしなぁ「おい!Y田ぁっ!もう少し早く走れねぇのかよぉ~!」と俺…

広大な敷地を走り抜け、なんとか逃げ切る事ができた俺達はY田に「おせぇんだよ!お前は!」と文句を垂れながらもゲラゲラ笑って、無事目的の山車と合流した。

ちなみに、このY田は何かとトラブルを起こすヤツで、
別の祭の時も酔っぱらって、本堂の手摺に腰かけている俺に突っ込んできた。
お陰で2メートル以上の高さから落ちた俺は、石段に頭をガツンとやって、そのまま救急車で運ばれた事もある。

まぁ他にも、祇園祭で山車を引いていた時の思い出は沢山あるけど、
最終日が終わり、酔っぱらって帯もほどけ、ふらふらと祭あとの町を歩いて帰る時は、いつも寂しさでいっぱいだったな。
祭の後のなんとやらって感じがしてね。
また退屈な毎日が始まるのか…とね。

ビールを飲みながら、賑やかな町を抜け、大正、昭和、平成と生き抜く女帝(お婆ちゃん)に挨拶をして、
久しぶりに会う母M子や叔母さん達と食事へ出かけた。

坂を駆け上がる山車を見ながら、酒を飲み、下ネタを連発する酔っぱらったM子、
鼻の穴に割箸を突っ込んでやろうかと思ったが、やたらと楽しそうなので、ぐっと我慢して、
坂を駆け上がる山車に「行けぇ~!」と心の中で叫んでみた。

祭が終わり、暗い夜道を静かに山車庫屋へ帰る、山車の姿は綺麗だ。何処か俺達の知らない世界へ帰って行くみたいで。

ライブスケジュールを更新しました。
初の関西弾き語りツアーや、京都磔磔でのワンマン、ゴールデン タイム等々、
どれも濃いステージをお見せしますので、是非お見逃しなく!
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